素人が数値に騒ぐのではなく、
専門家を中心に調べ
また関わった設計士や業者の声を聞き
安全か否かを、1日も早く確定すること。
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豊洲をめぐる本質的な、根本的な疑問
私は建設業を営んでいますから、設計士の知り合いが多く、
豊洲に関して何人かに意見を聞いてみました。
すると、今の豊洲に地下空間を設けた建設法は
「理にかない、なおかつコストダウンになる」という意見が大半。
当初、地下に水が溜まっていると言って、鬼の首をとったかのようになり、
長靴を履いて地下を視察した都議の皆様、
この水がどこから来たのか、解明できたのですか?
あれだけ騒いでおきながら、何の報告も聞こえてきません。
私の建設業や防水の経験から考え、
これはおそらく、建設中に雨水などが流れ込んだものと思われます。
地下などの建設時は、そうしたことがしばしば起こります。
実際に今の地下空間は、カラカラに乾いているそうです。
地下には強靱な防水工事が施されているのですから、当然です。
安全に対する、専門家の意見が封殺されている
初回のモニタリングからは、基準値以下の数値しか検出されなかったのに、
9回目では「79倍もの有害物質が出た」と大騒ぎ……
ちょっと待ってください。
盛り土をして間もない時のモニタリングの数値が低いのは、当たり前です。
盛り土をしたのですから。
しかし時間がたてば、地下水は盛り土の下から上がってきますし、
揮発性のある物質だって上がってくる。
数値が上がるのもまた、当たり前なのです。
数字だけを見れば、土壌を改良する前は4万3,000倍の数値だったものが、
1/550に減少した、とも言えるです。
ですから、その数字だけで騒いでも仕方ありません。
時間が経てば、数値は上がる。
それは関係者も想定しているはずです。
なぜなら、浄化装置付のモニタリングの井戸が、
200ヶ所以上も設置されているのですから。
有害物質が出ることを前提にしなければ、
浄化装置付の井戸を設置しないでしょう。
要は、出てきた数値が地表にどのくらいの、
どのような影響を与えるのか、
それをどうコントロールするのか、コントロールできないのか。
その専門家の意見を聞きたいのです。
ところが、そうした専門家の声は全く封殺されているようで、何も出てこない。
有害物質の数値が上がったと、議会はよく考えもしないで騒いでいる。
これが、「午前は休み、午後から働く都議会」の実態なのです。
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