再掲載!
小池知事「希望塾」前で、配布したビラの内容。 |
2017年3月、都議選の数ヶ月前、
横山昌弘総合政策は、小池知事「希望塾」の会場前で、
参加者にビラを配りました。
その内容のうち、本サイトで掲載していなかった部分を、
以下に再掲載します。
あの当時の「混乱を招き」「周囲を振り回し」
「その結果、何も改善しないどころか物事が悪化する」という流れが
衆議院選を終えた今、ますます鮮明になっているからです。
ビラの問題提起の甲斐なく、都議選では小池チルドレンが圧勝。
衆議院選では、小池知事頼みの党が結成され……
以後は、皆様ご承知の通りです。
では、以下再掲載をご一読ください。
オリンピック・パラリンピック会場問題
森喜朗大会組織委員会会長の不人気に乗じて、
競技会場の見直しを言い出した小池知事。
どれほど多くの業界・団体・IOCの皆様が、
時間と労力をかけて決めた3会場であるかを全く考慮せず、
ろくな調査もしないままテレビ等で一方的に見直し発言を繰り返した。
そこで見直しは四者協議(1OC、大会組織委員会、国、東京都)
で審議して決定しようと開かれた第1回協議会だが、
開催が15分遅れた。
何やら小池知事がIOC会長とひそひそ話。
前日まで長沼ボート競技場が長いと力説していた小池案は、
議題にも載らず審議すらないまま従来案で決着しました。
小池知事の「いつ・どこで・だれが・どんな理由で決めたか」という
キャッチフレーズを、本人が忘れてしまったのですか?
400億円削減した……?
もともとオリンピック・パラリンピック関連予算なんて
今の段階では、全くのつかみ予算。
これから本予算・本設計に入るわけで、
いくらでも経費削減はできます。
今まで何の調査もなしに思いつきで見直しを主張し、
どれほど多くの人々が振り回されたことか……
都政の継続性からしても、
一連の不祥事について前任者の責任を追求するよりも、
知事として都民の皆様に、まず陳謝されるのが筋ではないでしょうか。
議会制民主主義に逆行する!
国会は、防衛・外交・経済政策において
価値観の違う政党が存在する以上、
政権与党が議会の過半数を目指すのは当たり前であるが、
二元代表制の地方政治では、
首長と議会はチェック&バランスの協力関係でにもあり、
議会の過半数を目指す必要はさらさらないのです。
(橋下元大阪知事の打ち出した、大阪都構想のような
本当の大改革をやろうとする時は、この限りではありません)
もし都議選で小池チルドレンが大勝することになれば、
都議会は知事の前では
「去勢され、それこそ借りてきた猫」のようになるでしょう。
それが都民の利益になるでしょうか?
7月の都議選の争点は何になるのか、さっぱりわかりません。
まさか全ての党が「小池知事をよろしく」と言って
選挙戦を繰り広げるのではないでしょうね。
都議の皆様の狼狽ぶりが哀しくも滑稽でなりません。
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